2019/09/02撮影
Nikon D810A / SIGMA 20mm F1.4 DG HSM
銀河部分:f 2.8 / ss 180sec / ISO 800 *7枚コンポジット
海上部分:f 2.8 / ss 20sec / ISO 3200 *5枚コンポジット
上記2カットを合成
海上部分:f 2.8 / ss 20sec / ISO 3200 *5枚コンポジット
上記2カットを合成
それを天の川だと認識したのは小学生の時でした
小さな望遠鏡を買い、向かいのアパートの屋上で仲間と毎晩のように星空を眺めていたのですが、ある時、南の空に雲のようにぼんやりと淡く光る存在が実は天の川銀河であると気が付いてしまったのです
なぜその時にそう認識したのかは覚えていないのですが、特に誰かから教えてもらったわけではありませんでした
以来、かなり空の状態が悪い都会でも、天の川の輪郭は識別できるようになりました
そしてそれが撮影対象となるのに、何の不自然もありませんでした
小さな望遠鏡を買い、向かいのアパートの屋上で仲間と毎晩のように星空を眺めていたのですが、ある時、南の空に雲のようにぼんやりと淡く光る存在が実は天の川銀河であると気が付いてしまったのです
なぜその時にそう認識したのかは覚えていないのですが、特に誰かから教えてもらったわけではありませんでした
以来、かなり空の状態が悪い都会でも、天の川の輪郭は識別できるようになりました
そしてそれが撮影対象となるのに、何の不自然もありませんでした
写真がフィルムからデジタルに変わり、こんなにも美しい天の川やディープスカイ、そして月や惑星の映像をアマチュアが撮影するようになるなんて、誰が想像したでしょうか
光学ダイオードの電子の目は、地球の大気という曇りガラスを通してさえ、宇宙からくるピュアな光を捉えているんですね
光学ダイオードの電子の目は、地球の大気という曇りガラスを通してさえ、宇宙からくるピュアな光を捉えているんですね
さて、毎年初夏から秋にかけて星空に賑わいを添えてくれる天の川なのですが、まさに星空写真の花と言えると思います
天の川の存在自体をメインとして写すもよし、他の被写体をメインにして背景に天の川を配置してもとってもよい
今回の絵は、ずっと心の中にしまってあった企画のひとつ、「海から立ち上がる天の川」に挑戦してみたカットです
天の川の存在自体をメインとして写すもよし、他の被写体をメインにして背景に天の川を配置してもとってもよい
今回の絵は、ずっと心の中にしまってあった企画のひとつ、「海から立ち上がる天の川」に挑戦してみたカットです
南伊豆最南端の海が見える丘の上より太平洋のカットを固定撮影で、海に立ち昇る天の川をカットをガイド撮影でそれぞれ撮影し、合成して1枚の写真に仕上げました
見た目上の位置関係はそのままで、天の川をよりダイナミックに浮かび上がらせています
見た目上の位置関係はそのままで、天の川をよりダイナミックに浮かび上がらせています
ガイド撮影は、シャッターを切りひとたび撮影が始まると、数十分から数時間は機材任せになるので、その間は星との対話の時間です
幼い頃より星空を見上げるのが好きで、いつの時もただただ言葉なく見入ってしまいます
「なんだろう、この心の平穏は」、と思うようなとても穏やかなひと時です
幼い頃より星空を見上げるのが好きで、いつの時もただただ言葉なく見入ってしまいます
「なんだろう、この心の平穏は」、と思うようなとても穏やかなひと時です
実はかなり過酷な気象条件の時もあるんですがね、でも心はいつも少年に戻っています
この写真を見ると、僕のかけがえのない時間はここにあるんだなと思います
この写真は、ほんの少しの苦労と、たくさんのたくさんの感動が詰まった、そんな1枚です
@.ichi