2016/04/06撮影
Nikon D810A / AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
f 8 / ss 1/500sec / ISO 200
山梨県西部の韮崎市から北杜市は南アルプスと八ヶ岳連峰、そして富士山に囲まれ、山好きの僕にとってはいつかは移り住んでみたいと思うような場所です。
四季折々の素晴らしい情景が、3,000m級のジャイアンツの袂で堪能できる数少ない場所だと思います
余談ですが、南アルプスは奥が深く、通常は人の生活圏から頂が身近にみられるような土地はごくごく限られてしまいます
その中でもこの地は、僕が大好きな甲斐駒ヶ岳が惜しげもなく雄大な山容を展開し、その南には重厚な鳳凰三山が鎮座、そしてこの両者を結ぶ早川尾根越しに、日本第二の高嶺 北岳がひょっこりと頭を突き出している、まったくため息が出るような贅沢な場所なんです
その中でもこの地は、僕が大好きな甲斐駒ヶ岳が惜しげもなく雄大な山容を展開し、その南には重厚な鳳凰三山が鎮座、そしてこの両者を結ぶ早川尾根越しに、日本第二の高嶺 北岳がひょっこりと頭を突き出している、まったくため息が出るような贅沢な場所なんです
日本で唯一無二、富士山と北岳、日本1・2の標高を見られる地域なんですね
桜が咲き誇るとき、
発達した低気圧が通過し移動性高気圧が張り出し始め、春の嵐が空気中の黄砂や塵・花粉を一掃した透き通った空気の中で、風雨に耐えた強くそして儚い桜の花が、まだ頂が白いジャイアンツを背景に光り輝く瞬間です
発達した低気圧が通過し移動性高気圧が張り出し始め、春の嵐が空気中の黄砂や塵・花粉を一掃した透き通った空気の中で、風雨に耐えた強くそして儚い桜の花が、まだ頂が白いジャイアンツを背景に光り輝く瞬間です
さて、表題のわに塚の桜です
立派な枝ぶりの満開の桜と八ヶ岳連峰とのコラボ、この構図に憧れてこの地に訪れたのは2016年の春でした
この日は天気に恵まれ、早朝より神田の大糸桜、高山神代桜、眞原桜並木と韮崎市・北杜市界隈の桜の有名ところをめぐり、最後にこのわに塚の桜に立ち寄りました
この時期の桜の有名所はどこへ行っても人で溢れていますが、このわに塚の桜も例外ではありませんでした
国道20号から離れ釜無川を渡り、対岸の田園の道を進むと回りより少し隆起した高台にその桜はありました
近くに駐車場を設け、観光バスなども止まったりしています
塚の上には桜と並んで大きな鉄塔があり、構図に影響を与えています
この構図を逆側から撮ると富士山をバックにすることができるのですが、上記の鉄塔が写りこんでしまうため、桜の全景を撮るには残念ながら向きませんでした
この構図を逆側から撮ると富士山をバックにすることができるのですが、上記の鉄塔が写りこんでしまうため、桜の全景を撮るには残念ながら向きませんでした
実はこの時も桜の周りには何十人と人がいたのですが、ファインダーをのぞきながらじっとタイミングを待ち、人の波が引いた一瞬、無心にシャッターを切りました
この高台に立つ一本の桜は、長い間、遮る物のない強烈な風雨にひとり耐え、今年も何事もなかったように淡いピンクの花をたわわに咲かせ、人々に季節の進行を告げていることでしょう
@.ichi