2021/10/4撮影
SIGMA fp/ SIGMA 35mm F2 DG DN │Cnotemporary
f 2.8/ ss 1/2500sec / ISO 100

Nikon D810A / SIGMA 24mm F1.4 DG HSM | Art
Nikon D810A / SIGMA 24mm F1.4 DG HSM | Art
Nikon D810A / SIGMA 24mm F1.4 DG HSM | Art
Nikon D810A / SIGMA 24mm F1.4 DG HSM | Art
ASI294MC Pro/ Takahashi FSQ106ED+F3RD
ASI294MC Pro/ Takahashi FSQ106ED+F3RD
僕が足しげく星空撮影に訪れる南伊豆奥石廊
日があるうちに現着して準備を整え撮影に臨むのがいつものパターンなのですが、準備の最中に暮れなずむ情景を撮影するのも楽しみの一つとなっています

この日は、最近入れ替えをした機材(レンズ・カメラ)のお試しをかねての遠征で、とくにSIGMA fp・SIGMA 35mm F2 DG DN │Cnotemporaryの描写を試す楽しみも加わり、アイアイ岬のユウスゲの丘を苦も無く何度も登ったり下ったりしました
SIGMA fpの購入の主な動機は、「ミラーレス機によるシャッターへの負荷がないタイムラプスの撮影」でした、・・・タイムラプスを撮りたいとかねてから思っていて、実際に手持ちのデジイチで何度か撮影かしているのですが、何しろ撮影枚数が半端ない(1分程度の動画を24fpsで作成するとおよそ1500枚必要)ので、これはデジイチにはメカ的な負担が大きすぎると思い、電子シャッターの使えるミラーレス機が良いかなぁ、、と・・・

SIGMA fpでの事実上のファーストライトを撮り、背面モニターで出てきた絵を確認した瞬間、以前持っていたSIGMA DP1 Merrillのフォビオンセンサーでの絵をピクセル等倍で見たときの驚きを思い出しました、、、
「何?この解像感は!」、fpはベイヤーセンサーと言う情報が頭にありフォビオンとは違うと思っていたので、本当に意表を突かれた驚きでした
その瞬間からfpの虜になっていました

秋分から10日ほど過ぎた南伊豆奥石廊の夕暮れは、ほぼ真西に向かって太平洋へと太陽は沈んでいきます
ススキの原と水面を黄金色に染めて沈みゆく夕日は、この場にいる誰もの視線を引き付けて離さない、そんな強烈な魅力に満ちているのだと思います
僕はなぜ夕日に魅入られるのでしょう
それはその絶対的な美しさに加え、今日という一日への名残と続けてくる夜の帳、そして明日へのかすかな新しい希望が混然として、僕を包み込んでくれているからなのだろうと、勝手に解釈をしてしましました

夜の帳が下りた後は、お持ちかねの星景写真とディープスカイ撮影を意気込んで始めましたが、天気予報に反して雲量が多く思ったような撮影はできませんでした
賑やかな銀河中心部もはくちょう座網状星雲も、今年はこれが撮影のラストチャンスでしたが、また来年はどんな撮影ができるのか、それはそれでここへ来るのが楽しみでなりません

ここ南伊豆の光は、いつも僕を感動的な時間へと誘ってくれます
そして、こんな感動的なカットを切り取ってくれたSIGMA fpを新しい相棒として、僕ができる限り様々のな光をこれからも記録していきたいと心から思いました

@.ichi

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